WordPressでブログを続けていると、メディアライブラリに数百・数千枚の画像が溜まっていくことになります。「あの画像どこにいったっけ?」と探し回った経験はありませんか?デフォルトのWordPressはフォルダ管理に対応しておらず、画像が日付別に並ぶだけで探しにくくなりがちです。この記事では、WordPressのメディアライブラリを効率よく整理・管理する方法を、おすすめプラグインの使い方も交えてわかりやすく解説します。
メディアライブラリが管理しにくくなる3つの原因
まず、なぜWordPressのメディアライブラリが使いにくくなるのか、主な原因を整理してみましょう。
フォルダ分け機能が標準では存在しない
WordPressのデフォルト設定では、アップロードした画像はすべて「uploads」フォルダ内に年月別で格納されるだけです。「カテゴリー別」「記事別」「用途別」にフォルダを分けることができないため、数が増えると目的の画像を見つけるのが困難になります。
意味のないファイル名や日本語ファイル名の混在
スマートフォンで撮影した「IMG_20240101_123456.jpg」のような意味のないファイル名や、「アイキャッチ画像.png」のような日本語ファイル名はSEO上も管理上も問題の原因になります。サーバーやCDNの設定によっては文字化けや404エラーにつながるケースもあります。
不要な画像の蓄積によるサーバー容量の圧迫
記事を削除しても画像はメディアライブラリに残り続けます。また、WordPressは画像をアップロードするたびに複数サイズのサムネイルを自動生成するため、実際のファイル数は体感よりもはるかに多くなっています。
メディアライブラリを整理するための基本設定
プラグインを導入する前に、まず基本的な運用ルールを決めておきましょう。後から整理するより、最初からルールを作っておくほうが格段に管理しやすくなります。
ファイル名の命名規則を決める
画像をアップロードする前に、わかりやすいファイル名に変更しましょう。SEOの観点からも、ファイル名にキーワードを含めることが推奨されます。たとえばアイキャッチ画像であれば「wordpress-media-library-management.jpg」のように、記事のメインキーワードを英語・小文字・ハイフン区切りで命名する方法がおすすめです。こうすることで、Googleが画像の内容を認識しやすくなり、画像検索からの流入も期待できます。
ALTテキスト(代替テキスト)を必ず設定する
ALTテキストは画像の内容を説明するテキストで、SEOと視覚障害者向けアクセシビリティの両方に影響します。WordPressのメディアライブラリで画像を選択し、「代替テキスト」欄に自然な日本語で画像の内容を入力しましょう。キーワードを詰め込みすぎず、あくまで画像を説明する文章として記述することが大切です。
未使用画像を定期的に確認・削除する
「メディア」→「ライブラリ」の画面で「未添付」フィルターを使うと、どの記事にも使われていない画像を一覧表示できます。定期的にこの画面をチェックして不要な画像を削除することで、サーバー容量を節約できます。なお、削除前に本当に使っていないかを確認することをお忘れなく。
フォルダ管理を実現するおすすめプラグイン3選
WordPressのメディアライブラリにフォルダ機能を追加するプラグインが複数公開されています。代表的なものを紹介します。
FileBird(ファイルバード)
FileBirdは、メディアライブラリにフォルダ機能を追加できる人気プラグインです。ドラッグ&ドロップで画像をフォルダに移動でき、直感的な操作が特徴です。無料版でも基本的なフォルダ管理は十分に使えます。インストール後は左側にフォルダパネルが表示され、「カテゴリー別」「プロジェクト別」など自分の用途に合わせてフォルダを自由に作成できます。既存の画像も後からフォルダに移動できるため、導入後の整理作業もスムーズです。
Enhanced Media Library
Enhanced Media Libraryは、メディアライブラリにカテゴリーやタグの機能を追加するプラグインです。FileBirdとは異なり、フォルダではなくタクソノミー(分類)ベースで管理する方式です。複数のカテゴリーに画像を分類できるため、用途が複数にまたがる画像を管理しやすいのが特徴です。無料で利用でき、導入の手間も少なめです。
Real Media Library
Real Media Libraryは有料プラグインですが、より高度なフォルダ管理機能が必要なサイトに向いています。フォルダの入れ子構造や一括移動など、ビジネスサイトや大量の画像を扱うメディアサイトでも快適に使える設計になっています。
サムネイル自動生成を制御してファイル数を減らす方法
WordPressは画像をアップロードするたびに「サムネイル」「中サイズ」「大サイズ」など複数のサイズのファイルを自動生成します。使わないサイズのサムネイルが大量に生成されている場合は、「設定」→「メディア」からサイズを「0」に設定することで、今後の生成を抑制できます。
また、過去に生成された不要なサムネイルをまとめて削除したい場合は「Regenerate Thumbnails」プラグインが便利です。テーマを変更した際に推奨サイズが変わった場合も、このプラグインでサムネイルを一括再生成できます。
さらに、使われていない画像ファイルをまとめて検出・削除したい場合は「Media Cleaner」プラグインも有効です。ただし、ウィジェットやCSSで参照している画像が「未使用」と誤認識されることがあるため、削除前には必ずバックアップを取ることをおすすめします。
まとめ:今日からできるメディアライブラリ整理の第一歩
WordPressのメディアライブラリは放置しておくと、あっという間に管理しにくい状態になってしまいます。今回紹介したポイントをまとめます。
- ファイル名は英語・小文字・ハイフン区切りでキーワードを含める
- ALTテキストを必ず設定してSEO効果と可読性を高める
- FileBirdなどのプラグインでフォルダ管理を導入する
- 定期的に未使用画像を確認・削除してサーバー容量を確保する
- 不要なサムネイルサイズの生成を設定で抑制する
最初から運用ルールを決めておくことが、長期的には一番の近道です。今のうちにメディアライブラリの整理習慣をつけておくことで、記事作成の効率が上がり、SEO効果も自然と高まっていきます。まずはFileBirdをインストールするところから始めてみてください。
